分解厨な小生には気になるのです!そう,カメラの中身が!
そしてカメラのメンテナンスの勉強もしたいのです.
物分かりの悪い小生は,本を読んだり人から聞いた話じゃイマイチ仕組みが理解できない.
そこで犠牲用のカメラをドオフのジャンクコーナーから救出してきた.
EOS 10QD(*このレンズは飾りです) |
こんな古いカメラ,スペックシートが存在するのかと調べてみたらメーカーが公開してて驚いた.
当然ジャンク状態なので状態(特に外観)があまり芳しくなく,なによりファインダーにゴミが大量に侵入しているので除去する事を大義名分目的に分解することに.先述の通り小生が一眼歴3ヶ月の若輩者が事をくれぐれも留意して頂きたい.
Lesson1-シャッター幕の清掃
シャッター幕にダンパーゴムが付着していた.これは古いEOSにはよく発生する問題らしい(ググった).場合によってはシャッター幕の動作が渋くなるらしいのでエタノールと綿棒を使って丁寧に除去.
たぶんこれで問題ない筈.ダンパーゴムを除去する事も可能らしいが,ほぼ全バラにする必要があるみたいで今のところはノータッチ.
Lesson2-外装パーツ外し
EOS 10QDにおいてはトルクス等の特殊ネジは使用されてないので精密ドライバーで分解が進められた.意外と初心者が分解するのに向いてるのかも.
屋外に放置されていた形跡が見られる.前人の扱いは相当に雑だったらしい,かわいそうなEOS…
ファインダ清掃のために,ここまで分解.
21世紀の工業製品に見慣れている小生にとって,配線がビニル線,しかもハンダしてあったりフレキの上にICが鎮座していたりと驚きの連続.
外装パーツは手の届く範囲の汚れ除去とエタノール消毒を実施した.
Lesson3-ファインダー清掃
ファインダーのゴミをブロワで吹き飛ばした後,殺菌目的でエタノールでクリーニング.シルボン紙で慎重に拭きあげて往路の工程は完了.
あとは逆工程で戻す.オートリトラクタブルなフラッシュ機構の復元にコツが必要だったのみで他はサクサク.
電池は2CR5を使用するのだが,キッチリ6Vで回したいこんな電池持ってないぜ!小生は,安定化電源を繋いで動作チェックを行う事に.
フ,フラッシュかっけーー!
内蔵フラッシュ機構が自動で開閉して楽しいじゃないかっ!
無駄にバッタンバッタンさせて遊ぶのが面白い.
スペック的には1/4000秒なシャッター然りスーパーインポーズ然りと現代のEOSに通ずつ機能を持っていますね.触ってみて”ん,この表示はなんだい?”とか感じないのは,インターフェイスが統一されているお陰ですかね.
実用レベルまで復活したEOS 10QDですが生憎フィルムに手を出したら人生詰む気がするので,デスクに飾ってたまにフラッシュをバッタンさせる事にします.
EFレンズ欲しいなー.
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